2013年8月7日水曜日

考えすぎる葦



…今さらですが、先月観た芝居。
そのパンフレットを宣伝美術関係の方から見せていただく。

「おまえもか、ブルータス! 死ぬほかないぞシーザー!」

これを見てやっとシェイクスピアの言いたかった事、がわかったような。
私は先ほどの有名な台詞の後半を聞き逃していた。

「絶望は死」

暗殺者の中に親愛なるブルータスの姿を見て、シーザーは絶望したのでは。ブルータスまで自分の死を望んでいるなら死ぬしか。。。

人が死にたくなるのは理由はなんであれ絶望。
そして生きていくには希望が必要。






しかし人はあれこれ考えるから良いような悪いような。ほどほどに考える葦くらいでいい。
猫も犬も植物もただ生きるのみ。希望とか絶望とか生きるべきか死ぬべきかなぞ考えずに。