用事があって錦糸町へ。
ここからはスカイツリーが近い。
親水公園の遊歩道を車いすの80代くらいのおばあさんと、
ソレを押してる60代くらいの女性とが通りかかり、
その方たちが話したところによると、
スカイツリーのふもとで商売をしていたが、立ち退きでこのあたりに越した、
商売をやめて移転したらおばあさんはこうなって(車椅子)しまった。
でもスカイツリーを恨んではいない。
みんながアレを見て喜ぶ顔を見るのはうれしい。
と。
錦糸町界隈のお店がスカイツリー景気で少し上向きな中、
こういう話もあるのだ。
せつないなあ。
この話に限らず、生きていく上で理不尽な事、納得いかない事、ってたくさんある。
それでも生きていかねばならない。
土地との別れ、人との別れ、どれだけ年長者たちは飲み込んでやってきたのだろう。
自分だけではない。と思わねば。
上記のようにスカイツリーのおかげで生業をなくした人たちもいる。
片方でスカイツリーのおかげで「やっていけそう」と持ち直した生業の人も。
スカイツリーの光と影。すべてに光は射さない。
どうしても明暗があるものなのだ。
いろんな栄枯盛衰を見てきた(?)長老ネコ。
おいしいホットケーキの店の看板ネコだが、通ってくるらしい。
(店の人のネコではないということ)
うちの長老、シマばーちゃん(17才)も元気です。