2012年3月11日日曜日

あの日

あの日、あの時、どうしてた?

一年前の大震災の日。
今日が震災から一年。
その11日が近かったせいかここ最近あった友人らに会うとそんな質問をお互いに。

この一年に会わなかったわけではない、
聞いたのかもしれない質問をまた聞く。

「仕事で車でまわってて、ずっと忙しくてとうとうめまいがしたのかと思ったら、外が電信柱がゆっさゆっさ揺れててフロントガラスがゆがんで(見えた)。」
「都内から横浜まで戻ってきたがそこで一夜を明かした。」
「お茶の水から荻窪まで歩いた。」
「たまたま自宅から近い派遣場所で歩いて帰れた。」
「棚の中がめちゃくちゃなのに気づかず、一ヶ月後に扉を開いたら物が落ちてきた。」
「携帯はすぐには通じないがツイッターやSNSは生きてて、安否確認ができた。」

などなど。

私も仕事がものすごく忙しい時期で、昼をとり、休み時間を終えて、洗濯モノをたたんでから仕事をしよう、と階段を上って二階にいったら、ぐらり、と。
上記の友人のように「めまい」かと思った。

「違う! 揺れてる。地震だ! 長い。。。」

おさまってから猫や犬の様子を見て、地震後停電して情報がまったくわからずにいたので、
犬の散歩にわざと出て通りかかった近所の方にいろいろ聞いたのだった。

その方は同じ戸建て団地の方で、このたび自治会長になった方。
彼も数年前ここに越して来て畑も借りて野菜などを作っている。
自治会はまだ申請中。
あの震災をきっかけとして近隣の結びつきや助け合いの大切さを感じ、
新参者だらけのなんのつながりもなかった我が町にもそのようなおつきあいがにわかに始まった。