2011年12月8日木曜日

近い震源地、近い美術館

先週末に震度4の地震があった。
震度4くらいならもうしょっちゅうあるのだが、震源地が近すぎて、
ドン! っと突き上げるような衝撃があって、怖かった。

しかし小さな小物が倒れたりはしたが、さほどの被害はなし。

ただ、びっくりしたのは、その後仕事部屋で仕事をしてたら、なんかすーすーする。窓を開けた覚えがないのに、と思って窓の方を見たら、すこーし開いている!
どうやら地震の衝撃で鍵のかかっていない窓(すべてではないが他の部屋も)が開いてしまったらしい。

同じ震度でも震源地が近いと衝撃がすごい。

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話変わってこの次の日に隣町の美術館に行く。
なんでも日本初の写実画の美術館であるとの事。
「写実なんて~写真でいいじゃん。」と思ってなかなか行く気にならなかったが、
一度は行ってみようか、建物は面白いし、ミュージアムショップもあるし、と。

そしたらば、百聞は一見にしかず? 見ると聞くは大違い? ってのか、写実こそ、「直」に見るべきだと思いました。

写実も写実、ほんとうに写真のようではありました。
ところが「絵」なんです。すごいです。

遠目に見たり、極近に見たりして、「ほんとだー絵だー。」ってやってました。
ほとんどちゃんと筆の跡があるのです!
私の若い頃エアブラシのレアリズムイラストが流行っていましたが、アレは再現としては写真に近くなるのはあたりまえ。(もちろん描けませんけど)

今回の展示物は、よーく見ると「描いてる」のがわかり、なのにまるでそこにあるような現実感を出せてるすごい表現力でした。

ただ残念なのは、こういうものは印刷物を買う気にはなれません。
お土産にポストカードでも、と思ってショップのぞきましたが、
印刷にするとその細密な筆遣いは再現は無理。写真と変わらん? な感想のみ。

絶対に「実物」を見た方がいいもの、なんだな、と思いました。















画像は美術館の外壁に映った樹の影が絵みたいだなーと思って撮りました。(携帯)