2013年3月1日金曜日

秩父三十四カ所ウォーキング





私が担当しましたのは本文のパターンページのフォーマットデザインと特集などのイレギュラーページのレイアウトデザインです。

このような書籍は企画が通ってその後「編集会議」などがあって、で、デザインがgoになって、これまたデザイン決定までが長いのです。その後も変更などがあって長いのです。自分が関わった「会議」からだいたい半年強くらいの期間になりました。

フォーマットデザインというのは、だいたいの画像と文章、行程図、地図などの要素が多少の増減などにかかわらず、きちんと定型ぎみにおさまってなくてはなりません。できたものは「ふーん」とか思われそうですが決めるのは難しいです。
さらに組版は他所で、まさしく分業な為、次の行程(組版DTP)に渡すのにわかりやすくしなくてはなりません。


このように指定紙を一応制作して渡します。
「一応」というのは、インデザインデータも渡すので、仮にこの指定紙がなくとも組めますが、不親切かな~と思って指定紙もつけます。





特集も「決まり」はありますが、これは自分でレイアウトしましたので指定紙は必要ないです。そのかわり、最終校正まで関わります。(フォーマットページも校正チェックはしたが修正は組版会社がおこなった)




本がきたから、記念撮影を、と思ったら、すっとんでくる黒い影。
この猫は料理でもウクレレでもなにか撮影しようとすると「自分を撮れ~!」とやってくる。すごく人見知りする猫なのでお客さんがうちに来られてもほとんど姿は見られませんが。

長い期間で大変な事も(どの仕事も)あったけど、本が出来ると達成感、とてもうれしい。
本の仕事が好きなんだな、と思う。