震災をきっかけに自分が他人がどういう人間だったかを知ることになった人は多いらしい。
自分の住んでいる場所は、大きく被害のあった地からは遠く、
震災でひどく被災したわけでもないのに、なんだ、と思われる方もいるだろう。
家もない人もいる、帰れない人も、大事な人も物もなくした人もいるのに、なにも失うことなく暮らしてるくせに。
恐ろしい映像や悲しい記事をなるべく避けている。
それでも目に入ってくる。
こんな人間ではなかった。基本的にはいつも現実を直視し、見なくてはいけないモノは見、知らなくてはいけないことは知り。
つらくてたまらない。すべての人に動物にもありえる現実。
見られない聞きたくない。
こんな弱い人間だったか。。。
上記の文章は5月に書いたモノです。
先日東北に行って震災後の友人知人に会ってきました。
会えない人でも消息を聞き、やっと皆無事であることを確認できました。
その中の友人が震災復興チャリティのCDを出したので買ってきました。(演奏者の一人です。)
カバーは「陸前高田の軌跡の一本松」。